2009年06月15日
★ブラジルから来たおじいちゃん【多文化映画祭】
この映画祭のために、移民の映画を何本か見ましたが、やはり、日系ブラジル人のストーリーは、特別です。
なぜかといえば、1909年~1970年代まで、貧しい日本人たちは、ブラジルに夢を託しました。
そして、そのわずか十数年後の1989年、日本の出入国管理法が改正され、3世までの日系ブラジル人とその家族を無制限に受入ることを始めると、今度は、多数の日系ブラジル人が日本へ出稼ぎにくるようになったのです。
おじいちゃんは、日本からブラジルへ。
息子や孫は、ブラジルから日本へ。
ちなみに、横浜市鶴見区の工場地帯近くには、沖縄+ブラジルストリートがあります。
おいしいソーキそばが食べられるし、すごく下町っぽいので、時々遊びに行きます。
なぜ、沖縄+ブラジルストリートかといえば、もともと沖縄から鶴見に出稼ぎに来て定住した親戚を頼って、沖縄出身の日系ブラジル人家族が移住してきているからと聞きました。
▼かりゆしどっとねっと
<横浜市鶴見区仲通周辺は、沖縄出身者や2世3世が多く住んでいます。
沖縄そば、沖縄料理店をはじめ、沖縄の物産を販売する店も多く、
夜になると、スナックからは沖縄民謡やサンシンの音が聞こえます。
最近では沖縄系南米人も多く、ブラジル料理やボリビア料理もあります。
※注:中華街を想像して来るとガッカリします。あしからず。>
*上映時間が59分と短めなので、配給会社アムキーの「や」さんに紹介してもらった、ほかの「ブラジル人出稼ぎ系ドキュメンタリー」といっしょに上映するのもありかもしれないなあ。
▼ブラジルから来たおじいちゃん公式サイト
(監督 栗原 奈名子|ドキュメンタリー|2008年|日本|上映時間 59分)
<不況まっただ中の日本から、出稼ぎのつもりで単身ブラジルに渡って73年。
言葉もわからない土地で、10回も職業を変え、破産の憂き目にもあった。
だが、諦めずに努力した甲斐あって、今ではサンパウロで悠々自適の暮らしをしている。
しかし、紺野堅一さんは家にじっとしているご隠居さんではない。
紺野さんは、毎年日本にやってくる。それは日本にデカセギに来ているブラジル人たちを訪ねるためだ。
日本在住のブラジル人の数は現在31万人を超え、増加と滞在長期化傾向にある。
彼らの姿が、出稼ぎのはずがブラジルに定住するはめになった自身の体験と重なる。
彼らの将来はいったいどうなるのか。
子供たちの教育の現状はどうか。
若い世代の仕事の苦労話に耳を傾け、子供たちに勉強の様子を尋ねる。
先生たちと懇談するため学校へも出かけていく。
そして、この旅は彼自身の人生を振り返る旅でもあった。
「大日本帝国臣民」として、それともブラジル人として人生を終わるのか。
レイルパス片手に新幹線、ローカル線、バスと乗り継ぎ、自分の足で歩きながら考える。
うんと前からグローバルに生きてきたおじいちゃんのくれるアドバイスは?
また、旅の末に、彼のたどり着いたアイデンティティとは?>
*ちなみに、このおじいちゃん、紺野さんは、5月18日ブラジルで他界されたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
▼8月22日(土)
17:00~ 「ブラジルから来たおじいちゃん」+「愛しき祖国、ブラジル」(JB多文化映画祭)
18:40~ 栗原奈名子監督、Roberto Maxwell監督トーク&交流会(C)
▼8月23日(日)
19:00~ 「ブラジルから来たおじいちゃん」+「愛しき祖国、ブラジル」(JB多文化映画祭)
▼8月25日(火)
13:30~ ペルマネンシア:この国にとどまって(C多文化カフェ映画祭)
15:00~ 「ブラジルから来たおじいちゃん」+「愛しき祖国、ブラジル」(JB多文化映画祭)
16:30~ 栗原奈名子監督、Roberto Maxwell監督トーク&交流会(C)
▼8月27日(木)
17:30~ 「ブラジルから来たおじいちゃん」+「愛しき祖国、ブラジル」(JB多文化映画祭)
▼8月28日(金)
19:00~ 「ブラジルから来たおじいちゃん」+「愛しき祖国、ブラジル」(JB多文化映画祭)
(JB)=シネマ・ジャック&ベティ(映画館)
▼多文化映画祭料金
一般 1300円、大学・専門・シニア1000円、高校生以下・外国人800円
3回券3000円、パスポート4500円
(多文化カフェ映画祭では利用不可)
(C)=ジャック&ベティ・カフェ
▼多文化カフェ映画祭料金
一般・大学・専門・シニア1000円
高校生以下・外国人800円
先着3名様まで、外国ゆかりの方入場無料。
(ただし、多文化カフェ映画祭で上映後毎回開催される交流会に参加してください)
*カフェの定員は20~30人です。
カフェでのイベントや屋台に関しては予約も可能です。
(映画館の映画上映に関しては予約はありません)
<件名に「(イベント名)の予約」として日時、人数、携帯メールアドレス」を記入のうえ
artlabova★dk.pdx.ne.jp ★→@まで>
▼トーク&交流会料金=0円
▼横浜下町パラダイスまつり2009*よこはま若葉町多文化映画祭
▼多文化映画祭から見た「ざっくりスケジュール」
http://downtownart.hama1.jp/e115168.html
▼アートまつりから見た「ざっくりスケジュール」
http://downtownart.hama1.jp/e114725.html
●会期 2009年8月22日(土)〜8月30日(日)
(映画館での映画祭は8月28日(金)まで)
●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
シネマ・ジャック&ベティ・カフェ
横浜市中区若葉町3-51
2)横浜市中区若葉町界隈の商店
●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
*アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
http://artlabova.org
よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会
●共催 シネマ・ジャック&ベティ
*横浜最後の名画座とミニシアターをもつまちの映画館
http://www.jackandbetty.net/
なぜかといえば、1909年~1970年代まで、貧しい日本人たちは、ブラジルに夢を託しました。
そして、そのわずか十数年後の1989年、日本の出入国管理法が改正され、3世までの日系ブラジル人とその家族を無制限に受入ることを始めると、今度は、多数の日系ブラジル人が日本へ出稼ぎにくるようになったのです。
おじいちゃんは、日本からブラジルへ。
息子や孫は、ブラジルから日本へ。
ちなみに、横浜市鶴見区の工場地帯近くには、沖縄+ブラジルストリートがあります。
おいしいソーキそばが食べられるし、すごく下町っぽいので、時々遊びに行きます。
なぜ、沖縄+ブラジルストリートかといえば、もともと沖縄から鶴見に出稼ぎに来て定住した親戚を頼って、沖縄出身の日系ブラジル人家族が移住してきているからと聞きました。
▼かりゆしどっとねっと
<横浜市鶴見区仲通周辺は、沖縄出身者や2世3世が多く住んでいます。
沖縄そば、沖縄料理店をはじめ、沖縄の物産を販売する店も多く、
夜になると、スナックからは沖縄民謡やサンシンの音が聞こえます。
最近では沖縄系南米人も多く、ブラジル料理やボリビア料理もあります。
※注:中華街を想像して来るとガッカリします。あしからず。>
*上映時間が59分と短めなので、配給会社アムキーの「や」さんに紹介してもらった、ほかの「ブラジル人出稼ぎ系ドキュメンタリー」といっしょに上映するのもありかもしれないなあ。
▼ブラジルから来たおじいちゃん公式サイト
(監督 栗原 奈名子|ドキュメンタリー|2008年|日本|上映時間 59分)
<不況まっただ中の日本から、出稼ぎのつもりで単身ブラジルに渡って73年。
言葉もわからない土地で、10回も職業を変え、破産の憂き目にもあった。
だが、諦めずに努力した甲斐あって、今ではサンパウロで悠々自適の暮らしをしている。
しかし、紺野堅一さんは家にじっとしているご隠居さんではない。
紺野さんは、毎年日本にやってくる。それは日本にデカセギに来ているブラジル人たちを訪ねるためだ。
日本在住のブラジル人の数は現在31万人を超え、増加と滞在長期化傾向にある。
彼らの姿が、出稼ぎのはずがブラジルに定住するはめになった自身の体験と重なる。
彼らの将来はいったいどうなるのか。
子供たちの教育の現状はどうか。
若い世代の仕事の苦労話に耳を傾け、子供たちに勉強の様子を尋ねる。
先生たちと懇談するため学校へも出かけていく。
そして、この旅は彼自身の人生を振り返る旅でもあった。
「大日本帝国臣民」として、それともブラジル人として人生を終わるのか。
レイルパス片手に新幹線、ローカル線、バスと乗り継ぎ、自分の足で歩きながら考える。
うんと前からグローバルに生きてきたおじいちゃんのくれるアドバイスは?
また、旅の末に、彼のたどり着いたアイデンティティとは?>
*ちなみに、このおじいちゃん、紺野さんは、5月18日ブラジルで他界されたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
▼8月22日(土)
17:00~ 「ブラジルから来たおじいちゃん」+「愛しき祖国、ブラジル」(JB多文化映画祭)
18:40~ 栗原奈名子監督、Roberto Maxwell監督トーク&交流会(C)
▼8月23日(日)
19:00~ 「ブラジルから来たおじいちゃん」+「愛しき祖国、ブラジル」(JB多文化映画祭)
▼8月25日(火)
13:30~ ペルマネンシア:この国にとどまって(C多文化カフェ映画祭)
15:00~ 「ブラジルから来たおじいちゃん」+「愛しき祖国、ブラジル」(JB多文化映画祭)
16:30~ 栗原奈名子監督、Roberto Maxwell監督トーク&交流会(C)
▼8月27日(木)
17:30~ 「ブラジルから来たおじいちゃん」+「愛しき祖国、ブラジル」(JB多文化映画祭)
▼8月28日(金)
19:00~ 「ブラジルから来たおじいちゃん」+「愛しき祖国、ブラジル」(JB多文化映画祭)
(JB)=シネマ・ジャック&ベティ(映画館)
▼多文化映画祭料金
一般 1300円、大学・専門・シニア1000円、高校生以下・外国人800円
3回券3000円、パスポート4500円
(多文化カフェ映画祭では利用不可)
(C)=ジャック&ベティ・カフェ
▼多文化カフェ映画祭料金
一般・大学・専門・シニア1000円
高校生以下・外国人800円
先着3名様まで、外国ゆかりの方入場無料。
(ただし、多文化カフェ映画祭で上映後毎回開催される交流会に参加してください)
*カフェの定員は20~30人です。
カフェでのイベントや屋台に関しては予約も可能です。
(映画館の映画上映に関しては予約はありません)
<件名に「(イベント名)の予約」として日時、人数、携帯メールアドレス」を記入のうえ
artlabova★dk.pdx.ne.jp ★→@まで>
▼トーク&交流会料金=0円
▼横浜下町パラダイスまつり2009*よこはま若葉町多文化映画祭
▼多文化映画祭から見た「ざっくりスケジュール」
http://downtownart.hama1.jp/e115168.html
▼アートまつりから見た「ざっくりスケジュール」
http://downtownart.hama1.jp/e114725.html
●会期 2009年8月22日(土)〜8月30日(日)
(映画館での映画祭は8月28日(金)まで)
●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
シネマ・ジャック&ベティ・カフェ
横浜市中区若葉町3-51
2)横浜市中区若葉町界隈の商店
●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
*アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
http://artlabova.org
よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会
●共催 シネマ・ジャック&ベティ
*横浜最後の名画座とミニシアターをもつまちの映画館
http://www.jackandbetty.net/
★8月28日(金)のスケジュール
★8月27日(木)のスケジュール
★エスニック・ドリンク&エスニック・ビール販売中
★8月25日(火)のスケジュール
★移民カルタと移民紙しばい【ブラジル・デー】
★毎日出現!?タイ屋台@シネマ・ジャック&ベティカフェ
★8月27日(木)のスケジュール
★エスニック・ドリンク&エスニック・ビール販売中
★8月25日(火)のスケジュール
★移民カルタと移民紙しばい【ブラジル・デー】
★毎日出現!?タイ屋台@シネマ・ジャック&ベティカフェ
Posted by ART LAB OVA at 23:59│Comments(0)
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