2010年01月23日
★講座『まちの映画館と映画館のある町と』お知らせ
▲2009年10月に閉鎖された若葉町の廃ビルをそのままに利用して開催します。
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▼平成21年度文化ボランティア支援拠点形成事業
文化ボランティア・コーディネーター養成講座
【横浜市中区若葉町シネマ・ジャック&ベティ編】
第8回まちの映画館と映画館のある町と
まちと文化をつなげるためにはどうするべきか、考えるべきこと、配慮することなどを、若葉町の老舗仕出屋の三代目と、横浜唯一の独立系映画館で名画座の支配人をお招きして、具体的な事例を元に学びます。
・日時 2010年1月31日(日)17:00~20:00(開場16:45)
・会場 横浜専門店会ビル1階(横浜市中区若葉町3-47)
京急黄金町駅、市営地下鉄阪東橋駅徒歩5分
*シネマ・ジャック&ベティ出て右斜め前。
・申込 受講希望者は,氏名,携帯電話番号と携帯メール,職業,参加動機を記載のうえ,E-mailにて,下記まで。
artlabova★dk.pdx.ne.jp(★→@) 定員30名
・料金 無料
(1週間以内にレポートを提出してくださった方には後日講座をまとめた冊子を進呈します。)
・講師 渡邉清高(横濱うお時専務取締役、大岡川ゆないてっど代表)
http://oookagawaunited.hama1.jp/
梶原俊幸(シネマ・ジャック&ベティ支配人)
http://www.jackandbetty.net/
・聞き手:蔭山ヅル(ART LAB OVA)
http://artlabova.org/
【文化ボランティア・コーディネーター養成講座:横浜市中区若葉町シネマ・ジャック&ベティ編】
長い歴史をもちながら,常に危機的な状態にある,横浜唯一の独立系映画館シネマ・ジャック&ベティ。
http://www.jackandbetty.net/
そして黄金町と伊勢佐木町商店街の裏通りとして独自の変移をしてきた周辺地域。その事情を理解したうえで,シネマ・ジャック&ベティ周辺で開催される映画祭やアートプロジェクトなどのイベントを,地域やNPOなどとつなぐことで,より多角的にし,魅力的な広報で人を呼ぶ,「地域振興につながるアートプロジェクト」として運営してゆけるコーディネーターを育成します。
2010年01月23日
★時空芸術研究会『”コミュニティー・アート”の問題点・課題』
横浜下町パラダイスまつりで、いっしょに研究会を開催した「時空藝術研究会」と再度いっしょに考えます。
★「時空芸術研究会」番外編in横浜下町パラダイスまつり
時空芸術研究会とART LAB OVAでは、下記の日程で合同研究会を行います。
今回の研究会では、「”コミュニティー・アート”の問題点・課題」を中心に報告・議論を行う予定です。
人々や場との関係性を重視した表現活動について、あるいは地域社会で行われるアートプロジェクトや
社会と関わる芸術活動にご興味・ご関心をお持ちの方々の参加をお待ちしております。
▼時空芸術研究会
http://thearts.exblog.jp/
▼ART LAB OVA
http://artlabova.org/
・日時 2010年1月25日(月)19:30~
・定員 10名程度/要予約。
参加動機、おかずの持込の有無を記載して以下まで。
artlabova★dk.pdx.ne.jp( ★→@ )
・報告者
ART LAB OVA(アートラボ・オーバ)、小泉元宏(東京藝術大学)
*ディスカッションで遠藤水城さん(ARCUSディレクター・ヨコハマ国際映像祭2009キュレーター)から話しもあります
参考▼
東京アートポイント計画「「コンセプト」と「関係」をつなぐ。」遠藤水城
・料金 1000円
(お茶フリー、ワンアルコール付、白飯付、みんなで食べられるおかず持込者500円割引)
・会場 ART LAB OVA13坪のアートセンター
〒231-0062横浜市中区桜木町3-13大島ビル5F
★「時空芸術研究会」番外編in横浜下町パラダイスまつり
時空芸術研究会とART LAB OVAでは、下記の日程で合同研究会を行います。
今回の研究会では、「”コミュニティー・アート”の問題点・課題」を中心に報告・議論を行う予定です。
人々や場との関係性を重視した表現活動について、あるいは地域社会で行われるアートプロジェクトや
社会と関わる芸術活動にご興味・ご関心をお持ちの方々の参加をお待ちしております。
▼時空芸術研究会
http://thearts.exblog.jp/
▼ART LAB OVA
http://artlabova.org/
・日時 2010年1月25日(月)19:30~
・定員 10名程度/要予約。
参加動機、おかずの持込の有無を記載して以下まで。
artlabova★dk.pdx.ne.jp( ★→@ )
・報告者
ART LAB OVA(アートラボ・オーバ)、小泉元宏(東京藝術大学)
*ディスカッションで遠藤水城さん(ARCUSディレクター・ヨコハマ国際映像祭2009キュレーター)から話しもあります
参考▼
東京アートポイント計画「「コンセプト」と「関係」をつなぐ。」遠藤水城
・料金 1000円
(お茶フリー、ワンアルコール付、白飯付、みんなで食べられるおかず持込者500円割引)
・会場 ART LAB OVA13坪のアートセンター
〒231-0062横浜市中区桜木町3-13大島ビル5F
2010年01月13日
★AAF事務局長芹沢高志ほろ酔いインタビュー
【芹沢さんからの要望により、期間限定の公開となりました。
しかし、今後継続してインタビューを更新していくことになっております。】
AAF(アサヒアートフェスティバル)実行委員会の後のいつもの飲み会。その帰りに、 AAF事務局長の芹沢さんに、突撃インタビューをしました。
「キュレーター」の仕事についてと、力をもつものとして力をどうコントロールしている のか、という2点をざっと聞いてみました。
意外にも、キュレーターと名がついた仕事は、横浜トリエンナーレ2005だけ。
それも、とくにキュレーターともいえず、どちらかというと川俣さんを筆頭に4人のディレクターがいるというような仕事内容だったとか。
ちなみに外野でやんやいってるうるさい声は、アーツNPOリンクの樋口くんです。
インタビュー:蔭山ヅル(ART LAB OVA)
2010年01月07日
★戦後の日本のアニメ「魔法のペン」
特別支援の必要なこどものための『アート・アニメをみる会+アニメやおんがくをつくる会』のために、日本の戦後のアニメを借りて、試写した。
★こどものための無料アートアニメ上映会+ワークショップ
1本は、「国鉄の発注による新人養成の教材用フィルムで、鉄道管理の安全を訴える内容」だという「ぽっぽやさん」。
当時、新人養成のためにドラマではなく、アニメを使ったというのは、識字率などと関連があったのだろうか?
また、内容が、新人養成教材のためか、ストーリーより、ボタンを押すなどの細かい描写が多く、そのあたりも興味おもしろかった。
ストーリーがあるよりも、こどもに受けるんじゃないかな。
▼「ぽっぽやさん」
ぽっぽやさん のんき駅長の巻(13分)1948年
そんなにのんきじゃ、列車がぶつかっちゃうよ!
のんびりした村の単線駅で、貨物列車と客車が危うく衝突しかけるが、互いに不注意を認めて騒動は一件落着。
そしてもう1本は「魔法のペン」。
検索したときに、都城ドライビングスクールのブログに、当時、アニメを見たこどもだった方の感想があったのと、また、写真の「バラックのような家」に「西洋人形」という取り合わせに期待度が高まっていました。
映像提供:東京国立近代 美術 館フィルムセンター
▼都城ドライビングスクール「魔法のペン」
<今でも覚えているのは、「魔法のペン」という短編のアニメ漫画でした。
そのアニメ漫画は、自分の欲しい物を頭に描いてペンを執ると、たちまちその現物が目の前に現れるというものです。例えば、リンゴが食べたいと考え、リンゴの姿を頭に描きながらペンを執ると、目の前にリンゴが出てくるという具合です。もちろんその当時は、カラーではなく白黒の映画でしたが、それでも、頭に描いた果物や車などが次々に出てくるシーンでは、観客は一斉に拍手をしたものでした。おそらく今の子供達がこの映画を見たとしたら、「ペンで描いただけで、果物や車などが出てくるはずがない。そんなことはあり得ない」と一笑するに違いありませんが、当時の私達にとっては、夢と希望を与えてくれた素晴らしい作品でした。>
そして、本日、試写をしてみて、がくぜんとしました。
戦争孤児らしき、新聞配達の少年は、ゴミ箱で西洋人形をひろい、それを持ち帰って、家で英語の勉強(!)をしているとお人形が魔法のペンでなんでも出してくれるようになり、あげく、そのペンで、焼け野原の日本の町並みに、スポーツカーやアメリカの大都市にあるような高層建築物をどんどん生み出してしまう。
それを見ていた木やお花は、「サンキュー、サンキュー」とお礼をいう…。
なんというプロパガンダ!
なんだかすごーく哀しくなりました。
必見です。
「魔法のペン」 (11分)1946年
こわれた町をどんどん直してしまう一本のふしぎなペン。
不思議なペンを手にした戦災孤児が、廃墟の町を思いどおりの近代都市に描き変え、復興させる夢の物語。
★こどものための無料アートアニメ上映会+ワークショップ
1本は、「国鉄の発注による新人養成の教材用フィルムで、鉄道管理の安全を訴える内容」だという「ぽっぽやさん」。
当時、新人養成のためにドラマではなく、アニメを使ったというのは、識字率などと関連があったのだろうか?
また、内容が、新人養成教材のためか、ストーリーより、ボタンを押すなどの細かい描写が多く、そのあたりも興味おもしろかった。
ストーリーがあるよりも、こどもに受けるんじゃないかな。
▼「ぽっぽやさん」
ぽっぽやさん のんき駅長の巻(13分)1948年
そんなにのんきじゃ、列車がぶつかっちゃうよ!
のんびりした村の単線駅で、貨物列車と客車が危うく衝突しかけるが、互いに不注意を認めて騒動は一件落着。
そしてもう1本は「魔法のペン」。
検索したときに、都城ドライビングスクールのブログに、当時、アニメを見たこどもだった方の感想があったのと、また、写真の「バラックのような家」に「西洋人形」という取り合わせに期待度が高まっていました。
映像提供:東京国立近代 美術 館フィルムセンター
▼都城ドライビングスクール「魔法のペン」
<今でも覚えているのは、「魔法のペン」という短編のアニメ漫画でした。
そのアニメ漫画は、自分の欲しい物を頭に描いてペンを執ると、たちまちその現物が目の前に現れるというものです。例えば、リンゴが食べたいと考え、リンゴの姿を頭に描きながらペンを執ると、目の前にリンゴが出てくるという具合です。もちろんその当時は、カラーではなく白黒の映画でしたが、それでも、頭に描いた果物や車などが次々に出てくるシーンでは、観客は一斉に拍手をしたものでした。おそらく今の子供達がこの映画を見たとしたら、「ペンで描いただけで、果物や車などが出てくるはずがない。そんなことはあり得ない」と一笑するに違いありませんが、当時の私達にとっては、夢と希望を与えてくれた素晴らしい作品でした。>
そして、本日、試写をしてみて、がくぜんとしました。
戦争孤児らしき、新聞配達の少年は、ゴミ箱で西洋人形をひろい、それを持ち帰って、家で英語の勉強(!)をしているとお人形が魔法のペンでなんでも出してくれるようになり、あげく、そのペンで、焼け野原の日本の町並みに、スポーツカーやアメリカの大都市にあるような高層建築物をどんどん生み出してしまう。
それを見ていた木やお花は、「サンキュー、サンキュー」とお礼をいう…。
なんというプロパガンダ!
なんだかすごーく哀しくなりました。
必見です。
「魔法のペン」 (11分)1946年
こわれた町をどんどん直してしまう一本のふしぎなペン。
不思議なペンを手にした戦災孤児が、廃墟の町を思いどおりの近代都市に描き変え、復興させる夢の物語。