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横浜下町パラダイスまつりとは?
ART LAB OVA
ART LAB OVA
異文化×異世代ミックス・ジュース
よこはま若葉町多文化映画祭+
横浜下町パラダイスまつり


毎年夏の終わりに開催している、映画を通じて身近な”世界”を考える「よこはま若葉町多文化映画祭」と、若葉町周辺を舞台にアーティストたちが企画する「横浜下町パラダイスまつり」。 国際色豊かな下町で映画をみて、近所で食べたりおしゃべりしたり。 学んで遊べる9日間!

Centering around Cinema Jack & Betty, the last traditional cinema house in Yokohama, we are going to host art and film festivals involving nearby stores of Japan, Thailand, Korea and China. We explore charms of back streets in covert and look for the new feature of the downtown with multinational children.
<写真は、帽子おじさんと家族劇団「山縣家」>


●会場
  ①横浜シネマ・ジャック&ベティ+横浜パラダイス会館(シネマ・ジャック&ベティ1階)
②横浜市中区若葉町界隈

●主催
  横浜下町パラダイスまつり実行委員会+よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会

●共催
・Art Lab Ova(アートラボ・オーバ)
*映画館1階に拠点「横浜パラダイス会館」を運営し近所のこどもたちに開放しています。
http://www.facebook.com/artlabova
・シネマ・ジャック&ベティ
*多文化な下町にある"まちの映画館"
http://www.jackandbetty.net/


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2010年04月29日

★いま宮下公園で何が起こっているのだろう?【某氏のコメント】

「NIKEパーク化問題」渦中の宮下公園について考えることは、地域とアートを考える上で重要なことだと考えています。
実際、アート関係者に話してみると、みなさんこの問題に高い関心をもっています。
しかし、なぜか、議論が表面化しません。
そこで、いろいろな人からコメントをもらうことにしてみました。
このコメントをきっかけに、いろいろな人が、それぞれの立場で、いろいろな場所で、考えたり、議論したりしてもらえるといいなあと思います。


▼いま、宮下公園で何が起こっているのだろう?

そう思う向きも多いことと思い、外から見ると案外
わかりにくいのかも知れないと、僕なりに整理してみました。
もちろん僕から見えている範囲でしかありません。
で、そこにはいくつかの視点やポイントがあるように思えたので、
ひとまず列挙してみると、たくさんありました。
あと、文末にコメントを少し。

1,「宮下NIKEパーク」計画に至る草案、立案、議会通過、
  業者選定、工事実施(現在直前)にいたるプロセスの不透明さ。

2,ただ漠然と、公園を有料化することへの躊躇や懸念。

3,野宿者、スケートボーダー、社会活動(デモ)の集合の場。
  それら同時排除の一挙両得(3得?)という名案のいやらしさ(あるいは品のなさ)。

4,全国に広がる地域ブランディングやまちづくり、
  一連の浄化政策のたんなるひとつ。

5,公園(公共空間)が、私企業の名の下に置かれることの不可解さ。

6,ネーミングライツそのもののなんだか妙に暴力的な感じと
  企業化を目指すかのような昨今の行政、つまりは公共性の劣化。

7,「公園」に集い、泊まる楽しさ。

8,洗練され、凝り固まったシステムのほんの少し外側の
  危なっかしくも優しくのどかな景色。(公園の占有)

9,アートや表現のありかのひとつ、としての日常。

10,寒い春の雨の中、公園のキャンプに集い「みんなの公園」にまつわる
  あれこれについて、暮らしながらも考え続ける人々の姿。

11,最近、音楽の演奏が禁止されたという代々木公園。
  最近、人が集い音楽が始まる宮下公園。それらの対比。

12,無反応なマスメディア(東京新聞の記事がひとつだけ)

13,非暴力的直接行動のおおらかで、素朴な人間性。

14,屋外で共同生活するための技術や工夫のあれこれ。

15,A.i.r. in Miyashita blog の優れたアナウンス、そしてツィッター。

16,賛同的フォロワーの少なさ。(村上春樹の「壁と卵」を思い出す)

17,訪れるアーティスト、ミュージシャン、クリエーターと
  訪れない、もしくは躊躇する表現に携わる人々。

18,NIKEとの連携が、高度な行政経営だと思っているようにみえる
  区議会および追従する区長。

19,公園に居続けることの寒さと疲れ。

20,次々、繰り広げられるイベントの背後にある
  数々の知恵と軽やかなマネジメント。

21,いまだ、NIKEをかっこいいと言えるそのセンス。

22,静かに「機会」を見定める渋谷区職員。

23,法律の前に僕らがいるのか、法律の後に僕らがいるのか。

24,できる限り、手づくりでなされようとする運動。

25,http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/351

26,警戒と寛容。緊張と緩和。その両極の同居。キャンプする人たちは警戒している。当然だ。
  夜中に見ず知らずの誰かが、テントを蹴るんだ。でも同時に「開こう」と最大限の努力をしているように思える。

27,TAZ(Temporary Autonomous Zone:一時的自律ゾーン)とはこれか?!

28,みなさん。一度、泊まってみるのはどうですか?

29,海外の活動家が撮影したドキュメンタリーが、すでに2万アクセスを超えているという事実。
  http://www.youtube.com/watch?v=DRo6Hedpeew

30,この1件にかかわる女性たちの多さ。(僕の偏見か?)


…きっと、まだまだあるような気もします。

で、ふと。飛躍しますが。


本来的には社会を構成する一員として、個々それぞれが所属する小さな社会・コミュニティでの意見交換や合意をもとに、いま目前に起こる事象についてたとえつたなかろうが、のびやかになんらか発言・行動して良いはずなのであって、そうやって嫌なことは嫌と言い、必要とすることを必要だと声高らかに謳うことは、人間としてごく自然な行為のような気がするし、そういった行為そのものに世論は目を向け、耳をそばだて、ひとまず聞き入るはずじゃなかったのか。

ところがそれがなぜかできない、あるいはしにくい状況があり、ただ傍観する風潮がある。もちろんそう言われて久しく、いまに始まったことじゃない。

つまりは、本来あるはずの僕らの自発的な行為そのものが、なんだか「妙に洗練された社会」に忌み嫌われ、回収され、いわばわたしたちの手もとから奪われている現状、そして知らぬ間にするりとなにかに置き換えられ、だれもが社会を「生産と消費」以外の力で構成するなどということはあり得ないかのように認識される時代、それが現代なのだろうか。そしてそれはそこらじゅうのあらゆる社会問題に隣接してある。あちこちに。でも、そんな社会、いったいどこの誰が描いたんだろう。


そんないま、「宮下NIKEパーク(予定地)」という公園=公共空間(メディア)をさまざまな立場の人々が囲みはじめたことをきっかけとして、個々それぞれに感じること、感じたいこと、考えたいこと、表したいことが山盛りある僕らに、もはやじっとしてなんていられなくなるような感覚が芽生えた。実際、この歴史的に寒い春の雨降る今夜も、宮下公園のブランコのまわりにひと握りの人々が連日キャンプし、ひと握りの人々がときどき顔をのぞかせ、なんらか応援し、あるいは関心を寄せていく。そこでは上映会、ワークショップ、コンサートなどが次々無料で催され、それはまるで映画で見たヨーロッパの片田舎のまちの広場のようにも思えてきて、その状況を渋谷で展開するということ自体がもはや奇跡的ですらあり、同時にそれは集団でなにかを丁寧に編んでいる瞬間のような神々しささえ帯びてくる。


そう感じ、思うのは何か間違えているのだろうか。もしよければみなさん各自確かめて欲しい。というのも、ぜひこの状況がなんらか沈静する前に足を運んで欲しいし、もし行くことがあったならば、そこに立って、この一連の先の「結末」の景色をひとり想像してみて欲しい。僕らはどうなるんだろう。いや、どうしたいんだろう。


カイケンジ(remo)
http://www.remo.or.jp/ja/





【参考】

▼みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
http://minnanokouenn.blogspot.com/

▼A.I.R Miyashita Park
宮下公園 アーティスト・イン・レジデンス
http://airmiyashitapark.info/wordpress/

★いちむらみさこの宮下公園ガイドツアー2010/04/19
http://downtownart.hama1.jp/e837076.html

★小川てつオインタビュー@宮下公園2010/04/19
http://downtownart.hama1.jp/e838124.html

★いちむらみさこin宮下公園「自殺者3万人の墓」
http://downtownart.hama1.jp/e838300.html



▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭

●会期 2010年8月28日(土)〜9月05日(日)

●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
      横浜市中区若葉町3-51

     2)横浜市中区若葉町界隈の商店

●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
     *アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
     http://artlabova.org
     
     よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会

●共催  横浜最後の名画座と唯一の独立系「まちの映画館」
      シネマ・ジャック&ベティ
      http://www.jackandbetty.net/

Asahi Art Festival




  

Posted by ART LAB OVA at 00:18Comments(0)★地域とアート

2010年04月28日

★宮下公園について【大澤寅雄氏のコメント】

「NIKEパーク化問題」渦中の宮下公園について考えることは、地域とアートを考える上で重要なことだと考えています。
実際、アート関係者に話してみると、みなさんこの問題に高い関心をもっています。
しかし、なぜか、議論が表面化しません。
そこで、いろいろな人からコメントをもらうことにしてみました。
このコメントをきっかけに、いろいろな人が、それぞれの立場で、いろいろな場所で、考えたり、議論したりしてもらえるといいなあと思います。

今回は、文化政策やアーツマネージメント系のお仕事をされている大澤寅雄さんから、コメントをもらいました。
*「とらおさんなら、今、阻止をしながら活動するとしたら、どういう方法をとりますか?」というオーバの質問に対して、加筆してくれました。

▼宮下公園について

大澤寅雄(おおさわ・とらお)
http://toraodoc.blogspot.com/


こんにちは。
大澤寅雄(おおさわ・とらお)と申します。
芸術と社会の関係を調査したり研究したりしています。

芹沢さんもお書きになっているように、実は私も、渋谷が苦手で
宮下公園も長い間、行ってないんです。が、各方面から情報は
いただいていましたし、高い関心を持って注視しています。

芹沢さんのコメントを読ませていただいて、私が頷いたポイントは、
“「ホームレス排除」だけの問題に集約して「闘争」化してしまったら、
もったいない気もする”という言葉です。もしかしたら、渋谷という
街全体が「お祭り化」しているからなのかもしれませんが、宮下公園も
お祭りのイベント会場の一つになっている印象があって、だとしたら
「闘争」も「お祭り」の一部でいいんだろうか?と思ったりします。

例えばですが、私は昨年の夏、家族三人で、都内の別の公園にある
小川てつオさん、いちむらみさこさんが主宰するエノアールカフェに
お茶を飲みに行ったことがあるんですが、それは、いま思い出しても
素敵な場所と時間でした。そこは静かな場所でした。穏やかな時間が
流れていました。幸せとは何か、考えさせてくれました。

「幸せ」と言えば、ブータン。インドと中国に挟まれた貧しい小国。
前の国王が提唱した「国民総生産」にかわる「国民総幸福量」という
概念があって、「世界一幸せな国ブータン」として知られています。
2007年に初めて行われた国政調査で、『あなたは今幸せか』という
問いに対し9割が『幸福』と回答したそうです。

「国民総生産」では世界最貧国の一つ。だけど「国民総幸福量」は
世界でトップ。私は、グローバル経済と高度情報化社会の中で
ブータンという国がいまも存在することは、奇跡だと思います。
同時に、人間にとって幸せとは何かを永遠に考えていくために、
地球上にブータンのような場所を失ってはならないと思います。

宮下公園が「東京のブータン」と言われるような場所になって
幸せとは何かを考えさせてくれる場所になるといいなぁ、と
思ったりする今日この頃です。

…と、ここまでのコメントを送ってから、コメントを依頼してもらった
蔭山ヅルさんから「とらおさんなら、今、阻止をしながら活動するとしたら、
どういう方法をとりますか?」というメールが帰ってきました。

私にはいいアイデアが浮かばないんですが、宮下公園がいまのような
状態になった一つの要因、しかもかなり大きな要因としては、
私たちの知らない間に「公共」とか「民主主義」という言葉は摩耗して
薄くて固い殻だけになっているからだと思います。OurPlanet-TVの
「宮下公園 Tokyo/Shibuya」を見れば、その薄くて固い
殻の随所に、ひび割れがあることが、よく分かります。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/351

宮下公園が、宮下ナイキパークに変わることを阻止するための方法は
私はすぐには思い浮かばないんです。けれども、宮下公園のような
状況が広がらないためには、「話し合う」しかないと思うんですね。
バカみたいな答えですけど。でもたぶん、話し合うことを放棄して
他者に任せているから、「公共」や「民主主義」が空っぽになった。
だから公園に集まって話し合う。そのために公園がある、と言っても
いいような気がします。

さらに言うと、空っぽになった公共や民主主義の、固い殻を
壊すため、そして再生させるためにも、アートの果たす役割は
決して小さくないと思います。多様な価値観を照らし出し、
ある時は多様な価値観を対峙させ、ある時は共存させるための媒介が
アートだと思うんです。だから宮下公園で展開されているアートを、
ぜひドキュメントして、ぜひ展覧会を
開催してほしいと思います。






【参考】

▼みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
http://minnanokouenn.blogspot.com/

▼A.I.R Miyashita Park
宮下公園 アーティスト・イン・レジデンス
http://airmiyashitapark.info/wordpress/

★いちむらみさこの宮下公園ガイドツアー2010/04/19
http://downtownart.hama1.jp/e837076.html

★小川てつオインタビュー@宮下公園2010/04/19
http://downtownart.hama1.jp/e838124.html

★いちむらみさこin宮下公園「自殺者3万人の墓」
http://downtownart.hama1.jp/e838300.html



▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭

●会期 2010年8月28日(土)〜9月05日(日)

●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
      横浜市中区若葉町3-51

     2)横浜市中区若葉町界隈の商店

●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
     *アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
     http://artlabova.org
     
     よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会

●共催  横浜最後の名画座と唯一の独立系「まちの映画館」
      シネマ・ジャック&ベティ
      http://www.jackandbetty.net/

Asahi Art Festival


  

Posted by ART LAB OVA at 02:12Comments(0)★地域とアート

2010年04月26日

★宮下公園について【芹沢高志氏のコメント】

「NIKEパーク化問題」渦中の宮下公園について考えることは、地域とアートを考える上で重要なことだと考えています。
実際、アート関係者に話してみると、みなさんこの問題に高い関心をもっています。
しかし、なぜか、議論が表面化しません。
そこで、いろいろな人からコメントをもらうことにしてみました。
このコメントをきっかけに、いろいろな人が、それぞれの立場で、いろいろな場所で、考えてもらえるといいなあと思います。

今回は、芹沢高志さんから、コメントをもらいました。

▼宮下公園について

芹沢高志
(P3 art and environment エグゼクティブ・ディレクター)
http://www.p3.org/


個人的には、都市内公園は野っ原とできれば樹木群、無料のベンチ、あるいはぼっと佇める機能だけがあれば良いというのが基本スタンスで、そもそも街区公園(児童公園)とか運動公園という考えにも抵抗がある人間です。

スケボーとかグラフィティをオルタナティブな対抗文化的イメージとくっつけて捉えるのも好きじゃない(昔だとサーファー文化かな?)けど、そこに目を付けるおしゃれな企業があっても当然だと思う。こうして商業主義は拡大してきた。ぼくの時代だと、ビートルズやストーンズでさえ、あっという間に商業主義に取り込まれていった。すごいものです。若者にこびる姿勢とホームレス排除の思惑、企業のイメージ戦略、それに意識的、無意識的に乗っかっちゃう地域リーダーやクリエーターといわれる人たち。それも含めて、きわめて「渋谷」的、「東京」的状況と思います。今度の反対運動も、そんな状況に疑問を持って、やむにやまれず生まれたものではないのかしら?だからこれを、たとえば「ホームレス排除」だけの問題に集約して「闘争」化してしまったら、もったいない気もするのだけど。だいたい、命名権なんてめちゃくちゃなことがどうしてまかり通っているのか、ぼくにはまったく理解できないから、そんなとこまで考えていく場が生まれていって欲しいと思います。

ただ、宮下公園という場所に特化した意味では、そんなに強い意見はありません。結局はあそこを愛し、使う人々が決めていけば良い。ホームレスの方たちもあそこを使う人々ですね。ぼくは渋谷という街がまったく苦手で、宮下公園も20年近く立ち寄ったことがない。具体的な提案をしたいわけではありません。

とはいっても、ここまで来てしまった以上、まずは白紙に戻し、意思決定の方法から、みんなで議論し構築していかねばならないのではないですか?




【参考】

▼みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
http://minnanokouenn.blogspot.com/

▼A.I.R Miyashita Park
宮下公園 アーティスト・イン・レジデンス
http://airmiyashitapark.info/wordpress/

★いちむらみさこの宮下公園ガイドツアー2010/04/19
http://downtownart.hama1.jp/e837076.html

★小川てつオインタビュー@宮下公園2010/04/19
http://downtownart.hama1.jp/e838124.html

★いちむらみさこin宮下公園「自殺者3万人の墓」
http://downtownart.hama1.jp/e838300.html



▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭

●会期 2010年8月28日(土)〜9月05日(日)

●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
      横浜市中区若葉町3-51

     2)横浜市中区若葉町界隈の商店

●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
     *アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
     http://artlabova.org
     
     よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会

●共催  横浜最後の名画座と唯一の独立系「まちの映画館」
      シネマ・ジャック&ベティ
      http://www.jackandbetty.net/

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Posted by ART LAB OVA at 23:05Comments(0)★地域とアート

2010年04月25日

★演劇制作者小手川望「チョー初心者向け経済学講座」 お知らせ

▼演劇制作者、小手川望「チョー初心者向け経済学講座」 参加者募集

チケット代をもらわないで、お茶とダンスを交換することで演劇を生み出そう、という試み「4茶遊び」を主催する小手川望氏が、参加者と「経済」にまつわる日常的な疑問を話し合いつつ、なぜ茶遊びという活動をしているのかを語ります。
茶遊びのメンバーである劇作家の岸井大輔も参加します。

小手川望氏より一言:
経済学のプロフェッショナルではないので、
初心者の方だけではなく、
「われこそは」という方の参加も歓迎します。
4茶遊びHP→http://4yonn.net/





・日時 2010年4月29日(木・祝日)
     13:45開場、14:00~

・会場 ART LAB OVA13坪のアートセンター
     横浜市中区桜木町3-13大島ビル5階
     (JR地下鉄桜木町駅徒歩3分|紅葉橋交差点角|宮崎地鶏ビル)

・料金 800円(お茶+おやつ付き)
    *300円分のおやつ持ってきてくれた人300円引き
    *手作りはもちろん近所の名物おやつなど大歓迎。

・予約 1)名前、2)職業、3)参加動機や経済について聞きたいこと、4)おやつの有無を記載して以下まで。
*オーバの知り合いは1)3)4)だけ明記してください。
artlabova★dk.pdx.ne.jp(★→@)




▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭

●会期 2010年8月28日(土)〜9月05日(日)

●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
      横浜市中区若葉町3-51

     2)横浜市中区若葉町界隈の商店

●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
     *アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
     http://artlabova.org
     
     よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会

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      シネマ・ジャック&ベティ
      http://www.jackandbetty.net/

Asahi Art Festival


  

Posted by ART LAB OVA at 05:42Comments(0)★ART LAB OVAの関連企画

2010年04月23日

★いちむらみさこin宮下公園「自殺者3万人の墓」



「12年連続、年間自殺者約3万人」のニュースに衝撃を受け、いちむらみさこが、ひとりひそかに立ち上げていたプロジェクト。
昨年から、ひとりせっせと、宮下公園に墓穴を掘っていたという。

そして、3月下旬にとうとう、葬式まで開いた。
そこには、多くの人が参列して、自殺者を弔いながら、自殺について考えたという。

オーバは、ふだん歩ける程度の行動範囲で活動を展開しているが、時々、電車に乗るだけでも、毎回「人身事故」に出遭い、かなりブルーになります。
野宿という選択肢もあるのに。

ちなみに、この墓標に描かれた絵は「葬式まんじゅう」だとか

今回、インタビューの途中で、メモリーが一杯になり中断しましたが、後半部分では、
「もともと、人間には、どうしても、自分の身体の大きさだけの場所が必要で、その事実は、常に矛盾を抱えている。その矛盾に向き合い、今、身を置いている場について考えながら生きている野宿者と、身を置く場を、お金を支払うことで、得ている人たちとは、そもそも、思想習慣が違うので、なかなか同じ土俵で話をするのは難しい」ということからはじまっています。

<12年連続、年間自殺者約3万人!!

「公園をナイキパークになんかしようとするから、死にたくなるんだよ!公共公園までビジネス空間にかえるな!居場所を奪うな!」byいちむら

去年も3万2千人が自殺で亡くなっています。その数は一日約90人。
こんなわたしたちの社会はなんなんだ?
生き残った私たちで葬式を開き参列をしよう。>




▼みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
http://minnanokouenn.blogspot.com/

▼A.I.R Miyashita Park
宮下公園 アーティスト・イン・レジデンス
http://airmiyashitapark.info/wordpress/


▼物々交換カフェ・エノアール(いちむらみさこ+小川てつオ)は、2009年の横浜下町パラダイスまつりに参加しました。
今年は、どうなるかなあ…。
宮下公園の状況をみつつ…。

▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭

●会期 2010年8月28日(土)〜9月05日(日)

●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
      横浜市中区若葉町3-51

     2)横浜市中区若葉町界隈の商店

●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
     *アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
     http://artlabova.org
     
     よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会

●共催  横浜最後の名画座と唯一の独立系「まちの映画館」
      シネマ・ジャック&ベティ
      http://www.jackandbetty.net/

Asahi Art Festival


  

Posted by ART LAB OVA at 23:59Comments(0)・インタビューシリーズ

2010年04月22日

★小川てつオインタビュー@宮下公園2010/04/19



2010年4月19日(月)、宮下公園のお茶のみ場近くで、宮下公園NIKE化阻止運動中のリアルホームレス歴8年の小川てつオに、宮下公園で何をしているのか、どうしたいのか、について聞きました。

どちらかというと夜型ホームレスの小川てつオですが、宮下公園の運動に関わってから、毎朝7:30に起床して、見回りをしたり、会議をしたり、作業をしたりして、午前中を過ごしているので、虚弱体質?の彼は、午後にはぐったり。
ブランチ後に、昼寝をした後にインタビューをしたので、少しもうろうとしていますw。



人間の条件については以下のような補足文をもらいました。

「他の生命を食べないといきていけないことと一定の空間を占有することは人間というか生命?の条件でそれは等しく負わないといけない、と思っていて、まぁ、二つとも身体という問題でもあるんだけど。そんな感じ。これはホームレスのあり方が明らかにさせている。ホームレスを掘り下げていくときに考えたことです。」


▼みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
http://minnanokouenn.blogspot.com/

▼A.I.R Miyashita Park
宮下公園 アーティスト・イン・レジデンス
http://airmiyashitapark.info/wordpress/

▼ ホームレス文化
http://yukuri.exblog.jp/


▼物々交換カフェ・エノアール(いちむらみさこ+小川てつオ)は、2009年の横浜下町パラダイスまつりに参加しました。
今年は、どうなるかなあ…。
宮下公園の状況をみつつ…。

▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭

●会期 2010年8月28日(土)〜9月05日(日)

●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
      横浜市中区若葉町3-51

     2)横浜市中区若葉町界隈の商店

●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
     *アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
     http://artlabova.org
     
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Posted by ART LAB OVA at 23:59Comments(0)・インタビューシリーズ

2010年04月21日

★いちむらみさこの宮下公園ガイドツアー2010/04/19



2010年4月19日(月)、渋谷駅前にある宮下公園NIKE化阻止運動として、宮下公園アーティスト・イン・レジデンス「A.I.R Miyashita Park 」などのアートプロジェクトを展開中の、リアルホームレス歴7年、いちむらみさこに、宮下公園の原宿側を案内してもらいました。

まず入り口の「原宿側に抜けられます」との看板。
これは、すでに、工事がはじまっていれば、公園は封鎖され、抜けられなくなっているはずだったために、公園管理事務所が公園周辺に、「抜けられません」という表示をしているので、「まだ公園は封鎖されていませんよ。抜けられますよ。」という意味で設置しているらしい。





「宮下公園NIKE化阻止運動」と一言でいっても、生き物のように、日々変化している。
大きな変化が起こるかもしれない新年度を前に、より多くの人にこの事実を知ってもらい参加してもらおうと開催したイベント「宮下公園アーティスト・イン・レジデンス|A.I.R Miyashita Park 」を経て、今は、阻止運動だけでなく、新しい宮下公園の提案をしてゆこうとしている。

そのひとつの表れが、ベンチがなくなった公園に、みんなで椅子をもちよる「椅子プロジェクト」、廃材を使ってみんなで作る「ベンチプロジェクト」、そのベンチをこどもたちとペイントする「キッズ・ワークショップ」。

たくさんの人を「巻き込む」のではなく、「みんなの先につながっている問題をみんなで考える」ことの重要性。
阻止したい人も、阻止したくない人も、いっしょに公園のことを考えたいという。
もちろん、彼らにとっては、「阻止する運動」であるのだが、それとともに、ここで「いっしょに公園のことを考える場」を作っているのだ。
とにかく、宮下公園にいって、気になったことがあれば、そこにいる人と話す。
それが、難しければ、ネット上で批判してもいい。
まずは、そこから始まるのだと。

そして、実は、その議論の上に、「みんなの公園」が在るのかもしれない。

▼みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
 http://minnanokouenn.blogspot.com/

▼A.I.R Miyashita Park 宮下公園 アーティスト・イン・レジデンス
 http://airmiyashitapark.info/wordpress/


▼物々交換カフェ・エノアール(いちむらみさこ+小川てつオ)は、2009年の横浜下町パラダイスまつりに参加しました。
今年は、どうなるかなあ…。
宮下公園の状況をみつつ…。

▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭

●会期 2010年8月28日(土)〜9月05日(日)

●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
      横浜市中区若葉町3-51

     2)横浜市中区若葉町界隈の商店

●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
     *アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
     http://artlabova.org
     
     よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会

●共催  横浜最後の名画座と唯一の独立系「まちの映画館」
      シネマ・ジャック&ベティ
      http://www.jackandbetty.net/

Asahi Art Festival


  

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2010年04月17日

★「太田信吾監督と映画を見て語る会」お知らせ

祝!大学卒業+イメージフォーラムフェス2010参加
「太田信吾監督と映画を見て語る会」

イメージフォーラムフェスティバルにて、映画「卒業」が上映される太田信吾監督の作品を見たあと、
太田監督同様、今年大学を”やっと”卒業した、内田聖良氏、山浦彬仁氏(コミュニティアート・ふなばし)をゲストに、晩ごはんを食べながら「卒業」や「家族」について語り合います。
*一部で、映画「卒業」を上映すると告知しましたが、イメージフォーラムフェスティバル前ということもあり、ほかの作品を上映することになりました。

★特別上映決定!山縣太一監督「絵ビラ」(1999年)
チェルフィッチュの俳優で、実の父母とともに結成した劇団「山縣家」でも活躍する山縣太一氏のイメージフォーラム卒業制作「絵ビラ」(1999年)を特別上映します!
奇しくも、劇団「山縣家」立ち上げ前後のころの、やはり、実の父母が出演している作品のようです。


・日時 2010年4月25日(日)
     19:00~上映、20:00~晩ごはん&語る会(18:30開場)

・会場 ART LAB OVA13坪のアートセンター
    横浜市中区桜木町3-13大島ビル5階
    (JR地下鉄桜木町駅徒歩3分|紅葉橋交差点角|宮崎地鶏ビル)
・料金 1000円(お茶+白米+軽食付き)
    *おかず持ってきてくれた人500円引き
    *手作りはもちろん近所の名物おかずなど大歓迎。
・予約 1)名前、2)職業、3)参加動機、4)おかずの有無を記載して以下まで。
    *オーバの知り合いは1)と4)だけ明記してください。
     artlabova★dk.pdx.ne.jp(★→@)




▼卒業(太田信吾監督/日本/2009年/58分)
2年間におよぶ引きこもり生活に終止符を打つ決意をした青年。
閉塞的な日常の中にありながらも人一倍、強く生きることを渇望し、家族や友人との関係性を回復させてゆく日々の過程を、生々しく描写する。

▼太田信吾
1985年長野県生まれ。早稲田大学第二文学部卒。
2010年『三月の5日間』アジア・オセアニアツアーよりチェルフィッチュに俳優として参加。また日常の再構成をテーマに独学で映像作品を制作している。

▼イメージフォーラムフェスティバル
日本で最大規模の映像アート作品のフェスティバルとして1987年より開催。実験映画、ビデオアート、メディアアート、映像インスタレーション、ライブ・パフォーマンス等、映像を使った幅広い表現を提示します。
2010年ゴールデン・ウィークの東京を皮切りに、京都、福岡、名古屋、横浜などで順次開催予定。
太田信吾監督作品「卒業」も上映されます。
http://www.imageforum.co.jp/


▼昨年、家族劇団「山縣家」も出演し太田信吾監督「卒業」を上映したおまつりです。
▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭

●会期 2010年8月28日(土)〜9月05日(日)

●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
      横浜市中区若葉町3-51

     2)横浜市中区若葉町界隈の商店

●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
     *アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
     http://artlabova.org
     
     よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会

●共催  横浜最後の名画座と唯一の独立系「まちの映画館」
      シネマ・ジャック&ベティ
      http://www.jackandbetty.net/

Asahi Art Festival

  

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2010年04月15日

★帽子おじさんとケンドーコバヤシ+次長課長【伊勢佐木町】



我らが師匠「帽子おじさん」が、テレビ番組「地元応援バラエティ このへん!! トラベラー」 に出演したので、弟子として、師匠を支えた。

▼テレビ東京「地元応援バラエティ このへん!! トラベラー」
毎週月曜日深夜1時放送

http://www.tv-tokyo.co.jp/kono-tora/

出演者は、ケンドーコバヤシ、次長課長と、深夜枠なのに、超豪華!
昨年、帽子おじさんとともに、出演した「所さんの笑ってコラえて!」は、ゴールデン枠だったけど、ディレクターとADが自らビデオカメラを持って歩くという、2人部隊だったのに比べて、こちらは、吉本の芸人さんがいるということで、メイクさんなども含めて20名規模で動いているという。
スゲー。

この日はたぶん、ディープ横浜編で、野毛のチンチンラーメン「山陽」から、若葉町のタイ料理「イヤムプシャナー」、伊勢佐木町の「へびや」から出たところで、帽子おじさんと偶然であった。




本当は、ギャラリーの撮影は許可されていません。
オーバは、帽子おじさんの弟子として、撮影しております。
写真の転載不可です


ちなみに、この後、一行は吉野町、弘明寺と向かった。
本当に、ディープ横浜です…w
ADさんは、横須賀出身で、この周辺に詳しかったようです。
シネマ・ジャック&ベティの前で、「日劇」の姿を探していたので、目の前のマンションを指差しました…。

放映は5月になるようです。
お楽しみに~。

Photomemo
撮影終了。ケンドーコバヤシ、次長課長のサインもらった。
163865

▲上がケンドーコバヤシ(なぜか「お」が入ったサイン…)、右下が次長課長の河本準一、左が井上聡。
収録に区切りがついたところで、サインをおねだり。
たぶん、通常、ギャラリーにサインはしていないが、「帽子おじさんの弟子」ということで、書いてもらった。
もちろん、「帽子おじさんの弟子」に対する突っ込みも忘れない。
メダカが、えさをついばむように、オーバの「ヅ」も、つつかれた…。
それが電波にのるかどうかは不明です。

*気分がのれば、今年も帽子おじさん、出演してくれるかも!
夏のおまつりもよろしくね~。

▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭

●会期 2010年8月28日(土)〜9月05日(日)

●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
      横浜市中区若葉町3-51

     2)横浜市中区若葉町界隈の商店

●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
     *アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
     http://artlabova.org
     
     よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会

●共催  横浜最後の名画座と唯一の独立系「まちの映画館」
      シネマ・ジャック&ベティ
      http://www.jackandbetty.net/

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