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横浜下町パラダイスまつりとは?
ART LAB OVA
ART LAB OVA
異文化×異世代ミックス・ジュース
よこはま若葉町多文化映画祭+
横浜下町パラダイスまつり


毎年夏の終わりに開催している、映画を通じて身近な”世界”を考える「よこはま若葉町多文化映画祭」と、若葉町周辺を舞台にアーティストたちが企画する「横浜下町パラダイスまつり」。 国際色豊かな下町で映画をみて、近所で食べたりおしゃべりしたり。 学んで遊べる9日間!

Centering around Cinema Jack & Betty, the last traditional cinema house in Yokohama, we are going to host art and film festivals involving nearby stores of Japan, Thailand, Korea and China. We explore charms of back streets in covert and look for the new feature of the downtown with multinational children.
<写真は、帽子おじさんと家族劇団「山縣家」>


●会場
  ①横浜シネマ・ジャック&ベティ+横浜パラダイス会館(シネマ・ジャック&ベティ1階)
②横浜市中区若葉町界隈

●主催
  横浜下町パラダイスまつり実行委員会+よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会

●共催
・Art Lab Ova(アートラボ・オーバ)
*映画館1階に拠点「横浜パラダイス会館」を運営し近所のこどもたちに開放しています。
http://www.facebook.com/artlabova
・シネマ・ジャック&ベティ
*多文化な下町にある"まちの映画館"
http://www.jackandbetty.net/


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2015年08月19日

★福岡アジア美術館セレクション上映+学芸員トーク

★福岡アジア美術館セレクション上映+学芸員五十嵐理奈さんトーク&交流会

「福岡アジア美術トリエンナーレ」を開催するなど、日本においてアジア現代美術を紹介し続けているパイオニア福岡アジア美術館の所蔵作品より7作品を公開します。
今回、その作品をセレクトしてくださった学芸員の五十嵐理奈さんも登壇して、作品解説もしてくださいます。
上映後には、五十嵐さんを囲んだ交流会も開催されます。

・日時 2015年8月23日(日)15:00~(上映&トークの後16:30~交流会あり)
          8月24日(月)12:00~(上映&トークの後13:45~交流会あり)
・会場 シネマ・ジャック&ベティ~横浜パラダイス会館(シネマ・ジャック&ベティ1階)
・料金 上映 一般1500円、大専1200円、小中高シニア外国出身者1000円
     交流会 ワンドリンクオーダー+カンパ制

*8月23日(日)交流会の後、ダンサー青山るり子とモン族テン・ヴァンによる「ベトナム戦争後アメリカへ移民したモン族を想うお散歩ダンス2015」を開催します。
最近になって、テンの父親は、自分が11歳のとき少年兵だったことを告白しました。
テンを身ごもったまま、急きょラオスからタイの米軍キャンプに逃げたときの母親の状況などもわかってきました。
よかったら、続けてご参加ください。

▼五十嵐理奈(いがらしりな)さん
バングラデシュの文化人類学、アジアの近現代美術が専門。
最近は、80年代ミャ ンマー現代美術に没頭中。2003年より福岡アジア美術館学芸員。

【上映作品】
▼ナリニ・マラニ (インド)
 パキスタンのカラチ(当時インド)出身の画家。
 1969年ボンベイのサー・J.J.美術学校で学位を取得後、1970-72年フランスへ留学する。
 1982年には「神話と現実」展(オックスフォード近代美術館)などヨーロッパでの展覧会が集中する。
 1996年、第2回アジア太平洋トリエンナーレ(ブリスベーン)、「伝統/緊張」展(ニューヨーク)に出品。
 初期作品においては自伝的な要素を含みつつ身近な関心から女性問題を扱っていたが、近年ではさらに都市生活や国際関係までも視野に入れ、様々な支配関係が複雑に絡む作品を制作している。

①「 しみ」 1999-2000 ビデオ(7分30秒)
福岡滞在中に制作したアニメーション。
作者が描く絵画作品に見られる、水墨画のようなラフで大胆な筆使いで、ドローイングを描きながら、ビデオに静止画像を取り込んで制作した。
複雑なインド社会の矛盾や警告を独自のスタイルで表現する作者は、このアニメーションで抑圧されたインドの女性を寓話的に表現している。


▼バーニー・アービディ (パキスタン)
 1971年生パキスタン・カラチ生まれ、ラホール在住の美術家。   
 1994年パキスタン国立芸術大学卒業後、米国のシカゴ美術大学で学ぶ。
 米国留学時代にインド出身の同級生との思い出をもとに、文化や風土に共通性をもちながら、ライバル意識を捨てようとしないパキスタンとインドの関係を表す映像作品で注目を集める。
 2001年、2002年カラ・ビデオフェスティバル(カラチ)
 2003年第3回南アジアフィルムフェスティバル(サンフランシスコ)などに参加。

②「愛国歌」 2001 ビデオ(2分25秒)
壁一枚を挟み、インドとパキスタンの二人の女の子(どちらも作家自身)が自国の音楽に合わせて踊っている。互いに競い合うようにして音量をあげていく様子を作品化。

③「マンゴー」 2000 ビデオ(3分24秒)
パキスタンの女性とインドの女性(どちらも作者自身が演じる)が、一緒にマンゴーを食べながら、思い出を語るビデオ作品。
しかし、互いの話に共感しながらも、最後はマンゴーの種類の多さで張り合うところでビデオは終わる。
パキスタン出身の作者が、米国留学時代にインド出身の同級生との思い出をもとに制作したシリーズの一つで、共通する文化や風土をもちながら、ライバル意識を捨てないパキスタンとインドの関係を表す。



▼ ウォン・ホイチョン (マレーシア)
 マレーシアのペナン出身。
 第1回、第4回の福岡トリエンナーレに参加。
 当館に『粛清』『移民の皮膚/先住民の皮膚』を所蔵。
 アジア内にとどまらず、国際的な舞台で活躍しているマレーシアを代表する現代美術作家である。
 作品は絵画や映像、インスタレーションと多岐に渡るが、そこに通底しているのは歴史の変遷や複雑な力関係によって隠蔽された物語を、独自の手法で露わにしようとする姿勢である。

④ 「暗い穴」 2009 ビデオ (21分34秒)
本作は、映像作品『粛清』(1991年、当館所蔵)の続編ともいえる作品で、当時は深く探求できなかったある男性(作家の父親)の戦時中の体験を再び取り上げたもの。
日本軍の捕虜となった青年が、強制収容所での過酷な生活や同胞の処刑という凄惨な出来事に巻き込まれながらも、最後には奇跡的に解放され、日本を旅行で訪れるという物語。
暴力的で不合理な現実と白昼夢のような空想世界が交錯する不思議な体験が、実写とアニメーションで描写される。


▼山城知佳子(日本)
 沖縄生まれの美術家。
 2002年に沖縄県立芸術大学大学院環境造形専攻を修了し、2000年にイギリスに留学。
 2002年から沖縄を拠点に主にビデオ作品を発表し、近年注目を集める沖縄作家のひとり。
 戦争や基地を含めた沖縄の歴史とその記憶の継承に関心をおいて、沖縄の現在をあぶりだしながら自分の立ち位置を確認する作品を作り続ける。
 沖縄の戦争や植民地の歴史、基地問題から、台湾やフィリピンにも関心をおき、2010年にはフィリピンにも短期滞在。 
 2012年、森美術館で個展。

⑤「あなたの声は私の喉を通った」2009ビデオ(8分40秒)
本作は、「他者の記憶を継承できるか」という問いに基づき、サイパン戦玉砕の悲劇を生きのびた沖縄の老人の語りを、作者自身の口(喉)を通して再現した作品。作者によると「他者の記憶は継承できるか」「記憶の共有とは」という問いを基に制作。歴史を語り継ぐ困難さ、沖縄の戦争体験の風化という問題が背景にあるもので、作者の代表作の一つである。


▼デチェン・ロデル(ブータン)
 ブムタン出身の女性の映像作家。
 独学と仕事の中で映像制作の技術を身につけ、監督、脚本、編集全体を手がける。
 2009年に、ティンプーで映像制作会社ダーキニープロダクションを設立し、2011年にはペマ・ツェリンとともにショート・フィルム・フェステイバルを主宰するなど、ブータンのフィルム・シーンを牽引する存在。
 ブータンの社会問題を取り扱った作品を多く手がけてきた。

⑥「幸せの証明書を探して」2011ビデオ(23分16秒)
シングルの母親に育てられ、父親を知らない少女チュニが、進学のために必要な身分証明書の取得のため、父親を探す物語。母が父のことを話したがらないため、母がかつて家で話題にしたことのある画家、音楽家、ジャーナリスト、医者などの男性たちに会いに行く。ブータンで実際に問題となっている、シングルマザーの子どもが直面する身分証について取り上げた映像作品。


▼ペマ・ツェリン(ブータン)
 ティンプー出身の美術家。
 インドの大学でコンピューターを学ぶ。
 ブータンの現代美術グループVASTに所属。
 画家として仏教的なモチーフやブータンの風景などをテーマに絵画作品を制作していたが、近年はショートフィルムの制作を手がけるようになった。
 映像作品については、手がけた作品数は少ないが、そのみずみずしい感性に今後の展開と活躍が期待される。

⑦「時の音」2010ビデオ(4分58秒)
寝坊したことに気づいた若者が、あわててベッドからとびだし、全速力で山へ向かう。笛を吹いて時を知らせるという町の大切な役割を担った若者の日常を、さわやかに描いた短編。




▼よこはま若葉町多文化映画祭2015+横浜下町パラダイスまつり2015

映画を通じて身近な世界を考える「よこはま若葉町多文化映画祭」と、まちの人々や商店を巻き込んだ、地元アーティストたちによる「横浜下町パラダイスまつり」。
国際色豊かな下町で映画をみて、近所で食べたりおしゃべりしたり。
学んで遊べる9日間!

https://www.facebook.com/ParadiseFes


・会期 2015年8月22日(土)~8月30日(日)
    
・会場 シネマ・ジャック&ベティ+横浜パラダイス会館
     〒231-0056横浜市中区若葉町3-51-3

・交通 京浜急行「黄金町」駅より徒歩5分
     市営地下鉄「阪東橋」駅より徒歩5分
     JR「関内」駅より徒歩15分

・料金  ▼横浜下町パラダイスまつりのプログラムはほとんど「ワンドリンクオーダー+カンパ制」です。
      ▼よこはま若葉町多文化映画祭料金表
      *「アクト・オブ・キリング」※オリジナル全長版
       *「ルック・オブ・サイレンス」
       一般1800円、大専1500円、小中高シニア外国出身者1000円
      *「アリス」
       一般1500円、大専1200円、小中高シニア外国出身者1000円、幼児(2才~)800円
      *他はすべて
       一般1500円、大専1200円、小中高シニア外国出身者1000円
      (「フキデルヨロコビ」は同時上映作品の料金でセット上映)

     ★オトクな3回券 3600円 
     *上記外国出身者割引、3回券のご利用は、8月22日(土)~30日(日)の間だけです。

     ★J&B会員+ART LAB OVA会員割引あり。
     ★そのほかの割引【いつでもどの映画でも割引が適用されます】
     ・夫婦50割引:どちらかお一人でも50歳以上のご夫婦は2人で2,000円
     ・しょうがい者割引:障害者手帳ご提示で、ご本人と付添の方1人1,000円
     ・レディースデイ:毎週水曜日女性1,000円
     ・メンズデイ:毎週木曜日男性1,000円


【映画祭チケットプレゼント】
外国籍・外国出身の方、毎日3名様にチケットプレゼント!予約制!
1)希望映画と上映日時
2)お客様のゆかりの国を明記して以下にメールください。
yokohamawakaba@gmail.com
*各回上映後に開催する交流会にご参加ください。
*おひとり1回かぎり。予約先着順です。


▼横浜下町パラダイスまつり+よこはま若葉町多文化映画祭カレンダー
・カレンダー内、赤系の文字が「横浜下町パラダイスまつりの企画」、緑系の文字が「よこはま若葉町多文化映画祭の企画」です。
  
・なるべく、ツイッターやこのブログでお知らせしますが、すべてのプログラムは、アーティストの体調などにより、予告なく変更されることがあります。

・カレンダー内の★印は、「こどもにもオススメのプログラム」です。
・カレンダー内の◆印は、「ツアー」です。
・カレンダー内の【食】は、食に関係する企画です。
・カレンダー内の△は、映画と関連する企画です。



▲=映画祭関連上映/△=映画祭関連企画












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