2011年06月19日
★韓国映画「風吹く良き日」「鯨とり ナドヤカンダ」
▼よこはま若葉町多文化映画祭2011上映作品
<韓国ニュー・ウェーブ、再発見>「風吹く良き日」「鯨とり ナドヤカンダ」【韓国】
http://kazetokujira.com/
▼韓国ニュー・ウェーブとは
1979年のパク・チョンヒ大統領暗殺から1987年のノ・テウ大統領による民主化宣言、1988年のソウルオリンピックに至るまでの韓国の激動の10年 間がある。
なかば閉ざされていた韓国の映画人が、世界で巻き起こっている映画の流れに呼応するかのように、時の軍事政権の最中、表現の自由を求めてせめぎ あい、映画的な戦いを果敢に挑んだ。堰を切ったように新しい世代の監督が登場、彼らの作品は海外でも高い評価を受けた。
映画を権力や党派や様々な因習から 解き放ち、かつてタブーとされていたテーマを韓国庶民の目線で自由に表現し、映画そのものを開放してゆく彼らの願いは映画の可能性を大きく開いた。
また、韓国映画が日本であまり上映されることのなかったこの時代に、大島渚、佐藤忠男、松田政男ら多くの日本映画人が絶賛した。
時代を超えて人々の生き生きとした姿を今の我々に伝える映画たち、自由を求める韓国映画の胎動と息吹を直に感じることができる映画たち、それが"韓国ニュー・ウェーブの誕生を告げた作品たち"なのである。
▼『風吹く良き日』
2011年8月28日(日)16:15/8月30日(火)13:50/9月1日(木)15:45
9月3日(土)以降も上映継続
韓国/韓国語/1980/113分/デジタル上映
原題:바람불어 좋은날
監督・脚本:イ・ジャンホ
原作:チェ・イルナム 製作:イ・ウソク
撮影:ソ・ジョンミン 音楽:キム・ドヒャン
出演:アン・ソンギ、イ・ヨンホ、キム・ソンチャン、ユ・ジイン、キム・ボヨン
経済成長を続ける韓国社会の底辺をさまよいながら、たくましく生きる若者たちの青春群像をペーソス豊かに描いた人間ドラマ。
パク・チョンヒによる軍事独裁政権下に映画製作を禁じられたイ・チャンホ監督の映画界復帰第1作で、より自由な表現を求めた1980年代の韓国ニューウェーブの先駆的作品となった。
主演は、韓国の国民的俳優として絶大な支持を得るアン・ソンギ。
製作当時、発展途上にあったソウルの街の息遣いがリアルに伝わってくる。
★8月28日(日)16:15の回上映後、
村山俊夫さん「アン・ソンギー韓国「国民俳優」の肖像」トーク【要『風吹く良き日』映画半券】
18:30~近隣の韓国料理店「仁川」にて村山俊夫さんと交流会【飲食費】

©東亜輸出公司
▼『鯨とり ナドヤカンダ』
2011年8月29日(月)15:50/8月30日(火)16:00/9月1日(木)17:55
9月3日(土)以降も上映継続
韓国/韓国語/1984/112分/デジタル上映
原題:고래사냥.
監督:ぺ・チャンホ
原作・脚本:チェ・イノ 製作:ファン・ギソン
撮影:チョン・グァンソク 音楽:キム・スチョル
出演:アン・ソンギ、キム・スチョル、イ・ミスク イ・テグン
★9月1日(木)17:55の回の後
20:00~リアル・インテリ・ホームレス小川てつオ「ホームレス文化~僕が公園に暮らす理由」 @横浜パラダイス会館【ワンオーダー+カンパ制】
21:00~リアル・インテリ・ホームレスと若葉町お食事会 【飲食代】

©黄奇性事團
さえない大学生が、インテリ・ホームレスと知り合い、彼と一緒に行った売春宿で、失声症の女と出会う。
若者は男の助けを借りて、女を売春宿から救い出し、売春宿のヤクザから逃げながら、三人は彼女の故郷をめざす。
涙あり笑いありのロードムービー。
1984年、韓国国内最高動員を記録した大ヒット作。
ミュージシャンとして有名なキム・スチョルが主役の大学生を演じ、後に『情事』、『燃ゆる月』などに出演するベテラン女優イ・ミスクの若き日の代表作でもある。
▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭
●会期 2011年8月27日(土)〜9月04日(日)
(映画館での上映は9月02日(金)まで)
●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
横浜パラダイス会館
横浜市中区若葉町3-51
2)横浜市中区若葉町界隈
●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
*アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
http://artlabova.org
よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会
●共催 シネマ・ジャック&ベティ
*横浜最後の名画座とミニシアターをもつまちの映画館
http://www.jackandbetty.net/
<韓国ニュー・ウェーブ、再発見>「風吹く良き日」「鯨とり ナドヤカンダ」【韓国】
http://kazetokujira.com/
▼韓国ニュー・ウェーブとは
1979年のパク・チョンヒ大統領暗殺から1987年のノ・テウ大統領による民主化宣言、1988年のソウルオリンピックに至るまでの韓国の激動の10年 間がある。
なかば閉ざされていた韓国の映画人が、世界で巻き起こっている映画の流れに呼応するかのように、時の軍事政権の最中、表現の自由を求めてせめぎ あい、映画的な戦いを果敢に挑んだ。堰を切ったように新しい世代の監督が登場、彼らの作品は海外でも高い評価を受けた。
映画を権力や党派や様々な因習から 解き放ち、かつてタブーとされていたテーマを韓国庶民の目線で自由に表現し、映画そのものを開放してゆく彼らの願いは映画の可能性を大きく開いた。
また、韓国映画が日本であまり上映されることのなかったこの時代に、大島渚、佐藤忠男、松田政男ら多くの日本映画人が絶賛した。
時代を超えて人々の生き生きとした姿を今の我々に伝える映画たち、自由を求める韓国映画の胎動と息吹を直に感じることができる映画たち、それが"韓国ニュー・ウェーブの誕生を告げた作品たち"なのである。
▼『風吹く良き日』
2011年8月28日(日)16:15/8月30日(火)13:50/9月1日(木)15:45
9月3日(土)以降も上映継続
韓国/韓国語/1980/113分/デジタル上映
原題:바람불어 좋은날
監督・脚本:イ・ジャンホ
原作:チェ・イルナム 製作:イ・ウソク
撮影:ソ・ジョンミン 音楽:キム・ドヒャン
出演:アン・ソンギ、イ・ヨンホ、キム・ソンチャン、ユ・ジイン、キム・ボヨン
経済成長を続ける韓国社会の底辺をさまよいながら、たくましく生きる若者たちの青春群像をペーソス豊かに描いた人間ドラマ。
パク・チョンヒによる軍事独裁政権下に映画製作を禁じられたイ・チャンホ監督の映画界復帰第1作で、より自由な表現を求めた1980年代の韓国ニューウェーブの先駆的作品となった。
主演は、韓国の国民的俳優として絶大な支持を得るアン・ソンギ。
製作当時、発展途上にあったソウルの街の息遣いがリアルに伝わってくる。
★8月28日(日)16:15の回上映後、
村山俊夫さん「アン・ソンギー韓国「国民俳優」の肖像」トーク【要『風吹く良き日』映画半券】
18:30~近隣の韓国料理店「仁川」にて村山俊夫さんと交流会【飲食費】

©東亜輸出公司
▼『鯨とり ナドヤカンダ』
2011年8月29日(月)15:50/8月30日(火)16:00/9月1日(木)17:55
9月3日(土)以降も上映継続
韓国/韓国語/1984/112分/デジタル上映
原題:고래사냥.
監督:ぺ・チャンホ
原作・脚本:チェ・イノ 製作:ファン・ギソン
撮影:チョン・グァンソク 音楽:キム・スチョル
出演:アン・ソンギ、キム・スチョル、イ・ミスク イ・テグン
★9月1日(木)17:55の回の後
20:00~リアル・インテリ・ホームレス小川てつオ「ホームレス文化~僕が公園に暮らす理由」 @横浜パラダイス会館【ワンオーダー+カンパ制】
21:00~リアル・インテリ・ホームレスと若葉町お食事会 【飲食代】

©黄奇性事團
さえない大学生が、インテリ・ホームレスと知り合い、彼と一緒に行った売春宿で、失声症の女と出会う。
若者は男の助けを借りて、女を売春宿から救い出し、売春宿のヤクザから逃げながら、三人は彼女の故郷をめざす。
涙あり笑いありのロードムービー。
1984年、韓国国内最高動員を記録した大ヒット作。
ミュージシャンとして有名なキム・スチョルが主役の大学生を演じ、後に『情事』、『燃ゆる月』などに出演するベテラン女優イ・ミスクの若き日の代表作でもある。
▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭
●会期 2011年8月27日(土)〜9月04日(日)
(映画館での上映は9月02日(金)まで)
●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
横浜パラダイス会館
横浜市中区若葉町3-51
2)横浜市中区若葉町界隈
●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
*アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
http://artlabova.org
よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会
●共催 シネマ・ジャック&ベティ
*横浜最後の名画座とミニシアターをもつまちの映画館
http://www.jackandbetty.net/
Posted by ART LAB OVA at 04:59│Comments(0)
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