2010年04月21日
★いちむらみさこの宮下公園ガイドツアー2010/04/19
2010年4月19日(月)、渋谷駅前にある宮下公園NIKE化阻止運動として、宮下公園アーティスト・イン・レジデンス「A.I.R Miyashita Park 」などのアートプロジェクトを展開中の、リアルホームレス歴7年、いちむらみさこに、宮下公園の原宿側を案内してもらいました。
まず入り口の「原宿側に抜けられます」との看板。
これは、すでに、工事がはじまっていれば、公園は封鎖され、抜けられなくなっているはずだったために、公園管理事務所が公園周辺に、「抜けられません」という表示をしているので、「まだ公園は封鎖されていませんよ。抜けられますよ。」という意味で設置しているらしい。
「宮下公園NIKE化阻止運動」と一言でいっても、生き物のように、日々変化している。
大きな変化が起こるかもしれない新年度を前に、より多くの人にこの事実を知ってもらい参加してもらおうと開催したイベント「宮下公園アーティスト・イン・レジデンス|A.I.R Miyashita Park 」を経て、今は、阻止運動だけでなく、新しい宮下公園の提案をしてゆこうとしている。
そのひとつの表れが、ベンチがなくなった公園に、みんなで椅子をもちよる「椅子プロジェクト」、廃材を使ってみんなで作る「ベンチプロジェクト」、そのベンチをこどもたちとペイントする「キッズ・ワークショップ」。
たくさんの人を「巻き込む」のではなく、「みんなの先につながっている問題をみんなで考える」ことの重要性。
阻止したい人も、阻止したくない人も、いっしょに公園のことを考えたいという。
もちろん、彼らにとっては、「阻止する運動」であるのだが、それとともに、ここで「いっしょに公園のことを考える場」を作っているのだ。
とにかく、宮下公園にいって、気になったことがあれば、そこにいる人と話す。
それが、難しければ、ネット上で批判してもいい。
まずは、そこから始まるのだと。
そして、実は、その議論の上に、「みんなの公園」が在るのかもしれない。
▼みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
http://minnanokouenn.blogspot.com/
▼A.I.R Miyashita Park 宮下公園 アーティスト・イン・レジデンス
http://airmiyashitapark.info/wordpress/
▼物々交換カフェ・エノアール(いちむらみさこ+小川てつオ)は、2009年の横浜下町パラダイスまつりに参加しました。
今年は、どうなるかなあ…。
宮下公園の状況をみつつ…。
▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭
●会期 2010年8月28日(土)〜9月05日(日)
●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
横浜市中区若葉町3-51
2)横浜市中区若葉町界隈の商店
●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
*アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
http://artlabova.org
よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会
●共催 横浜最後の名画座と唯一の独立系「まちの映画館」
シネマ・ジャック&ベティ
http://www.jackandbetty.net/

★花田伸一さんと考える「日常とアートのあいだ」報告
★「沖縄コザの記憶から横浜若葉町を想う」報告会お知らせ
★アサダワタルインタビュー「住み開き」と「著作権」
★いちむらみさこin宮下公園「自殺者3万人の墓」
★小川てつオインタビュー@宮下公園2010/04/19
★狩野哲郎まったり晩ごはん&トーク報告1
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Posted by ART LAB OVA at 04:23│Comments(0)
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宮下公園NIKE化阻止運動見学【ヘンかわおいしいお役立ち◎ARTLABOVAのブログ】at 2010年04月22日 21:42