2010年04月23日
★いちむらみさこin宮下公園「自殺者3万人の墓」
「12年連続、年間自殺者約3万人」のニュースに衝撃を受け、いちむらみさこが、ひとりひそかに立ち上げていたプロジェクト。
昨年から、ひとりせっせと、宮下公園に墓穴を掘っていたという。
そして、3月下旬にとうとう、葬式まで開いた。
そこには、多くの人が参列して、自殺者を弔いながら、自殺について考えたという。
オーバは、ふだん歩ける程度の行動範囲で活動を展開しているが、時々、電車に乗るだけでも、毎回「人身事故」に出遭い、かなりブルーになります。
野宿という選択肢もあるのに。
ちなみに、この墓標に描かれた絵は「葬式まんじゅう」だとか
今回、インタビューの途中で、メモリーが一杯になり中断しましたが、後半部分では、
「もともと、人間には、どうしても、自分の身体の大きさだけの場所が必要で、その事実は、常に矛盾を抱えている。その矛盾に向き合い、今、身を置いている場について考えながら生きている野宿者と、身を置く場を、お金を支払うことで、得ている人たちとは、そもそも、思想習慣が違うので、なかなか同じ土俵で話をするのは難しい」ということからはじまっています。
<12年連続、年間自殺者約3万人!!
「公園をナイキパークになんかしようとするから、死にたくなるんだよ!公共公園までビジネス空間にかえるな!居場所を奪うな!」byいちむら
去年も3万2千人が自殺で亡くなっています。その数は一日約90人。
こんなわたしたちの社会はなんなんだ?
生き残った私たちで葬式を開き参列をしよう。>
▼みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
http://minnanokouenn.blogspot.com/
▼A.I.R Miyashita Park
宮下公園 アーティスト・イン・レジデンス
http://airmiyashitapark.info/wordpress/
▼物々交換カフェ・エノアール(いちむらみさこ+小川てつオ)は、2009年の横浜下町パラダイスまつりに参加しました。
今年は、どうなるかなあ…。
宮下公園の状況をみつつ…。
▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭
●会期 2010年8月28日(土)〜9月05日(日)
●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
横浜市中区若葉町3-51
2)横浜市中区若葉町界隈の商店
●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
*アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
http://artlabova.org
よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会
●共催 横浜最後の名画座と唯一の独立系「まちの映画館」
シネマ・ジャック&ベティ
http://www.jackandbetty.net/

★花田伸一さんと考える「日常とアートのあいだ」報告
★「沖縄コザの記憶から横浜若葉町を想う」報告会お知らせ
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★小川てつオインタビュー@宮下公園2010/04/19
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★狩野哲郎まったり晩ごはん&トーク報告1
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Posted by ART LAB OVA at 23:59│Comments(0)
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