2010年05月16日
★きたなシュラン☆☆磯村屋【八幡町|焼きそば+おでん】
先週、釜ヶ崎カマン・メディアセンターの原田さんと行こうとして定休日だった磯村屋。
きょうは、中村地域ケアプラザのアトリエの帰り道に、仙台またーり&まっちょアーティスト門脇篤とともに、立ち寄ってみた。

▲昭和26年創業。おばあちゃんは80歳を越えの現役。
すぐ向かいの三貴製パンも、ここも、戦前から八幡町あたりに住んでいるという。
ただし、今の家業をはじめたのは、戦後6年経ってから。
この店の主人である、おばあちゃんのだんなさんは、戦前は、公務員だったらしい。
兵役を終えて、戻ってきたら、職がなくなり、失業したとか。
「戦後6年間、何をして生きていたのですか?」と聞くが、
「戦後は、物資もなにもなくて、商売なんてできませんでしたよ」
終戦後は、焼け野原で、日ノ出町のほうまで、見渡せたとか。
「若葉町のほうは、飛行場になってね。赤とんぼが飛んでいたわよ。」
シネマ・ジャック&ベティ前にあった飛行場。
何機も頭上を飛んだ戦闘機を見慣れた目には、赤い小さなセスナ機なんて、「飛ぶか飛ばないかわからないような」頼りない存在に見えたらしく、「赤とんぼ」と呼んでいたらしい。
今まで、何人かに飛行場の話は聞いていたけれど、セスナ機の色を聞いたことがなかったので、大発見でした。
ちなみに、おばあちゃんは、丘の上、山手町と山元町の境に生まれ育って、八幡町にお嫁に来たという。山元小学校出身。
「実家は何屋さんだったんですか?」の問いに
「しもた屋さんよ」
「????」
聞くと昔は、何の家業もしていない、数軒並んだ平家の長屋のことを、「しもた屋」と呼んだという。
今、ちらりと調べると
<仕舞屋(しもたや)
住居専用の町家。店を「仕舞った」つまり商いをやめた店からきている。>
<商店でないふつうの家>
江戸時代には、ある程度裕福になると店をたたんで普通の家にして、家賃や金利で食べていたらしい。
実際には、このおばあちゃんの実家の話は、大正時代~昭和初期の話でしょうから、江戸時代に意味していたところとはちがっているかもしれません。
おばあちゃんは、「どう書くのか漢字もしらないけどね」といっていた。

▲「焼きそば・ポテト・小」は200円。ラムネ110円。
ふと見ると、ミシュランのような不気味な人形がある。
この2月に、「きたなシュラン」というTV番組企画で、「古くて汚いけど旨い店」ということで、とんねるずから二つ星をもらったらしいw
「ここに、木梨憲武の書いた”ペレ”のサインがあるんだよね」
「もっと白い見やすいところに書いてくれればいいのにね」って。

いや、ここで、十分ですよ!
かなり、いいところついていますよ。
とんねるずの二人は、真っ白いリムジンでこのへんぴな商店街に乗りつけ、1時間ほど滞在したという。
そのほか、数年前にやはり取材で来たという演歌歌手ジェロの写真もわざわざ出してみせてくれた。
最近、雑誌に掲載されたとき、お客さんに「本物より良くうつっていますよ」といわれたり、写真写りが年寄り臭かったりすると少しがっかりするみたいで、すごくかわいい。
そうそう、濱マイクシリーズのTV番組2話目の舞台にもなったらしいです。
本当にステキなおばあちゃんで、ちょっと感動。
ちなみに、平日お店を切り盛りしてるのは、いとこらしいです。
水曜定休は、通院の都合上らしい。
▼磯村屋
横浜市南区八幡町4
(市営地下鉄「阪東橋駅」徒歩10分)
営業時間 :11:30~17:30
定休日:水曜
▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭
●会期 2010年8月28日(土)〜9月05日(日)
●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
横浜市中区若葉町3-51
2)横浜市中区若葉町界隈の商店
●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
*アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
http://artlabova.org
よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会
●共催 横浜最後の名画座と唯一の独立系「まちの映画館」
シネマ・ジャック&ベティ
http://www.jackandbetty.net/

きょうは、中村地域ケアプラザのアトリエの帰り道に、仙台またーり&まっちょアーティスト門脇篤とともに、立ち寄ってみた。

▲昭和26年創業。おばあちゃんは80歳を越えの現役。
すぐ向かいの三貴製パンも、ここも、戦前から八幡町あたりに住んでいるという。
ただし、今の家業をはじめたのは、戦後6年経ってから。
この店の主人である、おばあちゃんのだんなさんは、戦前は、公務員だったらしい。
兵役を終えて、戻ってきたら、職がなくなり、失業したとか。
「戦後6年間、何をして生きていたのですか?」と聞くが、
「戦後は、物資もなにもなくて、商売なんてできませんでしたよ」
終戦後は、焼け野原で、日ノ出町のほうまで、見渡せたとか。
「若葉町のほうは、飛行場になってね。赤とんぼが飛んでいたわよ。」
シネマ・ジャック&ベティ前にあった飛行場。
何機も頭上を飛んだ戦闘機を見慣れた目には、赤い小さなセスナ機なんて、「飛ぶか飛ばないかわからないような」頼りない存在に見えたらしく、「赤とんぼ」と呼んでいたらしい。
今まで、何人かに飛行場の話は聞いていたけれど、セスナ機の色を聞いたことがなかったので、大発見でした。
ちなみに、おばあちゃんは、丘の上、山手町と山元町の境に生まれ育って、八幡町にお嫁に来たという。山元小学校出身。
「実家は何屋さんだったんですか?」の問いに
「しもた屋さんよ」
「????」
聞くと昔は、何の家業もしていない、数軒並んだ平家の長屋のことを、「しもた屋」と呼んだという。
今、ちらりと調べると
<仕舞屋(しもたや)
住居専用の町家。店を「仕舞った」つまり商いをやめた店からきている。>
<商店でないふつうの家>
江戸時代には、ある程度裕福になると店をたたんで普通の家にして、家賃や金利で食べていたらしい。
実際には、このおばあちゃんの実家の話は、大正時代~昭和初期の話でしょうから、江戸時代に意味していたところとはちがっているかもしれません。
おばあちゃんは、「どう書くのか漢字もしらないけどね」といっていた。

▲「焼きそば・ポテト・小」は200円。ラムネ110円。
ふと見ると、ミシュランのような不気味な人形がある。
この2月に、「きたなシュラン」というTV番組企画で、「古くて汚いけど旨い店」ということで、とんねるずから二つ星をもらったらしいw
「ここに、木梨憲武の書いた”ペレ”のサインがあるんだよね」
「もっと白い見やすいところに書いてくれればいいのにね」って。

いや、ここで、十分ですよ!
かなり、いいところついていますよ。
とんねるずの二人は、真っ白いリムジンでこのへんぴな商店街に乗りつけ、1時間ほど滞在したという。
そのほか、数年前にやはり取材で来たという演歌歌手ジェロの写真もわざわざ出してみせてくれた。
最近、雑誌に掲載されたとき、お客さんに「本物より良くうつっていますよ」といわれたり、写真写りが年寄り臭かったりすると少しがっかりするみたいで、すごくかわいい。
そうそう、濱マイクシリーズのTV番組2話目の舞台にもなったらしいです。
本当にステキなおばあちゃんで、ちょっと感動。
ちなみに、平日お店を切り盛りしてるのは、いとこらしいです。
水曜定休は、通院の都合上らしい。
▼磯村屋
横浜市南区八幡町4
(市営地下鉄「阪東橋駅」徒歩10分)
営業時間 :11:30~17:30
定休日:水曜
▼横浜下町パラダイスまつり*よこはま若葉町多文化映画祭
●会期 2010年8月28日(土)〜9月05日(日)
●会場 1)シネマ・ジャック&ベティ
横浜市中区若葉町3-51
2)横浜市中区若葉町界隈の商店
●主催 ART LAB OVAアートラボ・オーバ
*アーティストがへんてこかわいいことをしているプロジェクト
http://artlabova.org
よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会
●共催 横浜最後の名画座と唯一の独立系「まちの映画館」
シネマ・ジャック&ベティ
http://www.jackandbetty.net/

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Posted by ART LAB OVA at 17:18│Comments(0)
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