2011年01月06日
★歓楽街の喫茶店「和良比」【長者町|喫茶】
正月に実家に戻り、1年ぶりに父の話を聞くうちに、昭和20年5月29日の横浜大空襲で焼け出されるまで、ヅの大叔母一家が住んでいたという長者町9丁目の家の場所が特定できた。
*ヅの父方の祖父(明治22年1889年生)の姉である大叔母(明治19年1886年生)には、ヅもこどものころ、よく遊んでもらい大好きなおばあさんだった。
戦前の横浜の地図と、グーグルマップで照合して、その場所に立ち寄ってみると、なんと、その家は、ヅの友人知人たちが利用、居住しているアートスペースになっている場所だった。

▲長者町9丁目の元大叔母一家の家があった場所。
長者町といっても、イメージ的には、福富町。
周囲は、パチンコ屋やサウナやスナックばかり。
大叔父とその息子たちは、この場所で、たぶん関東大震災後~昭和20年5月まで、銅壺屋=ブリキ屋=板金屋を営んでいた。
*大叔父は戦前に亡くなっています。
昭和15年小学生になったヅの父は、昭和19年4月に学童疎開に出るまで、大森海岸の自宅からここまで、ひとりで何度も遊びにきて、泊まって帰ったという。
昼食後に一家と遊びにいくのは、野澤屋(先日なくなった伊勢佐木の松坂屋)か、赤灯台と呼ばれた百貨店松喜屋(現ピアゴ)だったよう。
その後小学生6年となった父が、昭和20年5月~6月に、疎開先だった静岡が危険になったので、東北の土沢に移動する際に見た横浜は、まだ、焦土がくすぶっていたそうなので、それは5月30日から2~3日以内だったのでしょうか。
戦後、この辺りも米軍に接収されたようで、大叔母一家は、野毛山プールのほうに移動。
そこは、一間しかない小さな家だったので、父はもう泊りにはいけなくなったらしい。
▼歓楽街にある昭和の喫茶店「和良比(わらび)」
元大叔母家のとなりは、小さなスーパー(韓国系?)。
そのまたとなりは小さな喫茶店。
以前から気になっていた店だったので、この機会に入ってみた。

長者町8丁目にある喫茶和良比(わらび)。

しかし、もともとは昭和39年ころに創業した喫茶店らしいが、今いるおじさんとおばさんは、昭和49年1974年からやっているという。

▲たぶん、1974年当時からの内装
店の一番奥の一角は、テーブルといすの代わりにベビーベッドが設置され、推定2歳の孫コーナーになっている。
店のおばさんたちは、よちよち歩きで、片言をしゃべる孫の世話に夢中w。

喫茶和良比(わらび)のカレーライス600円。いわゆるビーフカレー。


ナポリタン600円。フォークでなく、割り箸がポイント。かなりソフト麺ですw。でもタマネギ、ピーマン新鮮でおいしかった。

▼和良比
横浜市中区長者町8-136
さすが福富町のど真ん中。
朝9時から夜9時まで営業。
日曜定休。
この辺りには、なかなか見えにくい小さな喫茶店がまだけっこうあるので、ぜひ、制覇してみたい!
*ヅの父方の祖父(明治22年1889年生)の姉である大叔母(明治19年1886年生)には、ヅもこどものころ、よく遊んでもらい大好きなおばあさんだった。
戦前の横浜の地図と、グーグルマップで照合して、その場所に立ち寄ってみると、なんと、その家は、ヅの友人知人たちが利用、居住しているアートスペースになっている場所だった。

▲長者町9丁目の元大叔母一家の家があった場所。
長者町といっても、イメージ的には、福富町。
周囲は、パチンコ屋やサウナやスナックばかり。
大叔父とその息子たちは、この場所で、たぶん関東大震災後~昭和20年5月まで、銅壺屋=ブリキ屋=板金屋を営んでいた。
*大叔父は戦前に亡くなっています。
昭和15年小学生になったヅの父は、昭和19年4月に学童疎開に出るまで、大森海岸の自宅からここまで、ひとりで何度も遊びにきて、泊まって帰ったという。
昼食後に一家と遊びにいくのは、野澤屋(先日なくなった伊勢佐木の松坂屋)か、赤灯台と呼ばれた百貨店松喜屋(現ピアゴ)だったよう。
その後小学生6年となった父が、昭和20年5月~6月に、疎開先だった静岡が危険になったので、東北の土沢に移動する際に見た横浜は、まだ、焦土がくすぶっていたそうなので、それは5月30日から2~3日以内だったのでしょうか。
戦後、この辺りも米軍に接収されたようで、大叔母一家は、野毛山プールのほうに移動。
そこは、一間しかない小さな家だったので、父はもう泊りにはいけなくなったらしい。
▼歓楽街にある昭和の喫茶店「和良比(わらび)」
元大叔母家のとなりは、小さなスーパー(韓国系?)。
そのまたとなりは小さな喫茶店。
以前から気になっていた店だったので、この機会に入ってみた。

長者町8丁目にある喫茶和良比(わらび)。
しかし、もともとは昭和39年ころに創業した喫茶店らしいが、今いるおじさんとおばさんは、昭和49年1974年からやっているという。

▲たぶん、1974年当時からの内装
店の一番奥の一角は、テーブルといすの代わりにベビーベッドが設置され、推定2歳の孫コーナーになっている。
店のおばさんたちは、よちよち歩きで、片言をしゃべる孫の世話に夢中w。

喫茶和良比(わらび)のカレーライス600円。いわゆるビーフカレー。

ナポリタン600円。フォークでなく、割り箸がポイント。かなりソフト麺ですw。でもタマネギ、ピーマン新鮮でおいしかった。
▼和良比
横浜市中区長者町8-136
さすが福富町のど真ん中。
朝9時から夜9時まで営業。
日曜定休。
この辺りには、なかなか見えにくい小さな喫茶店がまだけっこうあるので、ぜひ、制覇してみたい!
和良比 (喫茶店 / 日ノ出町駅、伊勢佐木長者町駅、桜木町駅)
夜総合点★★☆☆☆ 2.5
昼総合点★★☆☆☆ 2.5
★韓国料理店「仁川(インチョン)」閉店【若葉町|韓国料理店】
★大和屋【横浜橋商店街|食料品店】
★創業明治15年!佐野屋菓子店【野毛町|和菓子屋】
★【若葉町|タイ料理】イヤムプシャナー電撃閉店!(T_T)
★天空苑【若葉町|中華料理】
★餃子会館ふく龍【若葉町|中華料理】
★大和屋【横浜橋商店街|食料品店】
★創業明治15年!佐野屋菓子店【野毛町|和菓子屋】
★【若葉町|タイ料理】イヤムプシャナー電撃閉店!(T_T)
★天空苑【若葉町|中華料理】
★餃子会館ふく龍【若葉町|中華料理】
Posted by ART LAB OVA at 03:09│Comments(0)
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